モデル事務所の選び方
スカウトされるのを待っているなんて確率が悪すぎます。モデルになろうと思ったら、自分で入り口を探さなくてはいけません。その最初の一歩(そして、とても大切な一歩)が事務所探しです。
モデル事務所の役目
事務所の役目は何と言っても、あなたに合った「仕事を見つける」ことです。ただし、あなたはその仕事に選ばれるためのオーディションに受からなくてはいけません。事務所が「仕事を見つけてくれる」と言いましたが、正確には「チャンスを見つけてくれる」と言うほうが正しいかもしれません。そして、あなたがオーディションに受かり、その仕事で得た収入から一部をコミッション(マネージメント料)として差し引きます。これが事務所の収入源です。
欧米に比べると、日本ではファッションショーが少ないのですが、ファッション雑誌は世界に負けないぐらい多く出版されています。雑誌向けの撮影(スチール)では、ショーほど身長が重視されないので、多くのモデルたちにチャンスがあると言えるでしょう。
モデル事務所の見つけ方
インターネットで探す方法が一番おすすめです。ほとんどの事務所がホームページを持っているので、だいたいの情報はそこで知ることができます。またホームページ上から応募できる場合もあります。とても便利な時代になったのは良いことですが、それだけライバルも増えているということです。
あまり事務所の事前調査ばかりしていると、肝心な「行動」がおろそかになってしまいます。「自分に合った事務所が見つからない!」と嘆く前に、まずはいくつかの事務所に写真と履歴書を送ってみましょう。面接まで話が進んでからが本当の勝負です。
面接に呼ばれたら?
ポートフォリオを持っているのなら、それを持参しましょう。あなたの写真映りを判断するのに役立ちます。(もちろん、あなたが全くの初心者で、ポートフォリオを持っていなくても大丈夫です。)モデル事務所を訪れる時のメイクは、最小限に抑えておきましょう。
参考までに、面接で良く聞かれる質問を挙げておきます。
- 「どうしてモデルになりたいのですか?」
(あまり幼稚な答えは避けましょう。)
- 「モデルの経験はありますか?」
(正直に答えましょう。)
- 「憧れのモデルは誰ですか?」
(その事務所に所属しているモデルの名前を挙げることができれば好印象かも。)
- 「特技は何ですか?」
(「特にありません。」だけは、やめて・・・。)
- 「では、歩いてみてくれますか?」
(ちょっとドキッとしますね。リラックスして、がんばってください。)
さて、面接が終わって、「今日は来てくださって、ありがとうございました。またこちらから連絡しますので・・・。」と言われることがほとんどだと思います。後日電話がかかってくるかもしれないし、ずっとないかもしれない・・・。ちょっと微妙なニュアンスです。でも、じっと待っているなんて時間の無駄です。悩まずに、他の事務所にも挑戦しましょう。もし事務所があなたに興味を持ってくれて、契約の話が出てきても、その場ですぐにサインすることは避けましょう。もらった資料などをしっかり読むためにも、一度家に帰ってから決断してください。信頼できる事務所なら、あなたが不安に思っていることを理解しているので、「この場で決めてもらわないと困ります。」なんてことは言われません。
所属が決まったら
モデル事務所に所属できたからと言って、それがゴールではありません。「仕事」をもらうことがゴールです。それには事務所のヘルプが必要です。「こんな仕事が入ったけど、やってみる?」「来週、こんなーディションがあるよ。」と、積極的に話を持ちかけてくれるのが理想的です。その事務所に活気があり、多くのクライエントとの関係がある証拠だからです。